やっと、始まれる

やっと、息ができるような気がしています。

ずいぶん長い間、
私は息を止めて生きてきました。

誰にも気づかれないように。
ただ、合わせ続けて。

合わない箱に自分を押し込み、
形をねじ曲げて、
それでも外れないように。

合わせなければ、生きていけなかったから。

その結果、いつもくたびれ果てていました。

家庭を守り、子どもを育て、仕事をする。
それが当たり前のように求められる。

けれど、自分を保つだけで精一杯でした。

どこまで頑張ればいいのか。
どこまでいけば「十分」なのか。

分からないまま走り続け、
一度、壊れました。

本来なら、あまり行くべきではない場所にもいました。

それでも今、私は生きています。

子どもは毎日学校へ行き、
部活に勉強にと頑張り、
そしてしっかり私に反抗してきます。

こんな健全な未来がある。

それは、私が苦しみながらも
箱に合わせ続けてきた結果でもあると思っています。

だから、適応してきた自分を否定しません。

ここは、
合わせすぎて壊れた人が、
それでも生き延びてきた自分を
責めなくていい場所にしたい。

そのままでいい。
変わっていくタイミングも、きっとある。

やっと、始まれます。

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